「ネンド」「アイモバイル」強者の共通点

アドネットワークが強いというのは少し語弊がありまして、「ネンド」と「アイモバイル」の2社が強くて、その他は伸び悩んでいます。ではなぜこの2社が強いのか?共通点を挙げてみます。

 

①配信方法が枠毎の広告効果によって枠毎に入札単価を自動で変動させる

DSPは配信先を人を中心に決めます

※配信方法は選べる

DSPが流行る前からサービス開始

2社共DSPが流行る前から広告配信サービスを行っており、高度なアドテクを使わない時代に、いかにCPAを下げられるか考え抜いてきた歴史があります

管理画面が使いやすい

 

ほかにも強い理由はたくさんあると思いますが、この辺りが特徴的だと思います。2009年頃までの広告配信サービスは、配信先が選べないのが当たり前でした。配信精度を上げようとする発想に乏しく、なんとなく配信の手間がラクになる程度のサービスでした。そしてどこよりも早く配信先を選べる機能を導入したアイモバイル社が当時業界ナンバーワンになれたのは必然といえるでしょう。

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はじめに

1章 DSPはなぜアドネットワークに勝てないのか
・続々出現するアドテク企業
・アドネットワークに勝てないDSPの売上高
・「ネンド」「アイモバイル」強者の共通点
・「枠から人へ」は間違いだった
・アドテクの使い方が下手
・データ利用で下がる広告効果
・アトリビューションは気にするな
・DSPの構造的弱点


2章 広告配信サービス成長法の基本
・広告配信サービス成長法の基本
・1兆超の組み合わせは見えざる手で
・配信精度を磨いてLTVを上げろ
・ユーザー負担増でマネタイズ
・強引にCTRを上げろ
・コンサル強化へ
・広告とメディアの親和性を知れ

・管理画面を使いやす
・超希少な人材を確保しろ
・マッチングは最強の技術である